第88回 選手権大会 甲子園大会

 2回戦  7日目 第3試合 (2006年 8月12日) 阪神甲子園球場 (4万7000人)

鹿児島工 対 高知商  

投手
鹿児島工 榎下,下茂
高知商 中平,小松
鹿児島工 33 11 鮫島,今吉,今吉
高知商 35 11 10 溝渕2

 【試合時間】 2時間24分 (13:39〜16:03) 

 試合経過  (独自の記録であり公式記録と異なるところがあるかもしれません)

鹿 工
宿利原 H A/
中前安

左前安
V
一ゴロ
ABC
四 球
U
三 振
藤井 C T
投 犠
U
一邪飛
T
一ゴロ
T
一 犠

左前安
蒔元
下茂

F
U
三 振
 
V
二ゴロ
 
U
二ゴロ
 
U
二ゴロ
 
V
三ゴロ
 
鮫島 A V
二 飛
−EF
左線2
V
二ゴロ
△V
左前安
今吉 D T
二ゴロ
T
投ゴロ
−E/
左中2
T
三ゴロ
内村 G U
二邪飛
FG→
右前安
G/
中前安
U
三 振
新川
今吉
白尾
北園


 
 
B



死 球
 
 
 
U
捕 犠
 
 
 
U
四 球
 
 
 
 

右線2
代走
 
榎下 @ V
右 飛
H/
左前安
T
一邪飛
V
二ゴロ
和田 E T
一邪飛

遊強安
V
遊ゴ併
T
投ゴロ

 〔投手交代〕 9回 下茂(打1番から)
 〔守備交代〕 9回(投→左)榎下,(投)下茂   

 【盗塁】 3回表 宿利原(打2時)
 【牽制死】 7回表 鮫島(打5時)

 

高知商
片岡 G T
左 飛
V
遊ゴロ
T
三 振
T
三 犠
U
遊 飛
前田 E U
三 振
T
中 飛
U
三 振
U
二ゴロ
V
右前安
松岡 D V
三 振
U
中 飛
V
遊ゴロ
V
三 振
/※
投二ゴ
筒井 F D→E
左前安
V
三 振
DT
右前安
T
二ゴロ
溝渕 H E→
左中2
−F/
右中2
E/
右前安

左前安
中岡 B F
右前安
T
三 振

投バゴ
U
三 振
山下 A T
投 犠
H/
左前安
U
遊 直
V
右 飛
中平
斉藤
小松


@


死 球
 
 
 
U
四 球
 
 
 
V
投ゴロ
 
 
H△T
遊送失
石川 C U
捕邪飛
V
遊ゴ併
@A/
左前安

中前安

 ※ 9回2死一二塁。打球が投手に当たり,そのまま二塁手の前へ。二塁ゴロになる。

 〔投手交代〕 5回 小松
 〔守備交代〕 5回表(投)小松

 【牽制暴投進塁】 2回裏 中岡(打9時,捕手から二塁へ)
 【牽制死】 9回裏 小松(打1時,捕手から)

 

投手 打者
鹿児島工 榎下
下茂

8.0
36
10



高知商 中平
小松
右横

19
20




 

 【試合経過】 (完全に鹿児島工寄りです)

1回表(鹿) 先頭の宿利原選手が初球を中前安。バントで送って一死二塁とするが,三,四番が打ち取られる。
1回裏(高) 先発榎下投手,2三振を奪う上々の立ち上がり。

2回表(鹿) 二死から死球で走者を出し,榎下選手の打球は右中間への大飛球。惜しくもライトにとられる。
2回裏(高) 三連打で2点を失うが,その後一死一三塁のピンチを抑える。

3回表(鹿) 安打の宿利原選手が盗塁を決め,一死二塁とするが後続が続かず無得点。
3回裏(高) 相手4番打者を三振に打ち取るなど,三者凡退。榎下投手力投する。

4回表(鹿) この回先頭の鮫島選手が弾丸ライナーで左線二塁打。内村選手が一二塁間を抜き一死一三塁。
        7番新川選手が一塁線へ絶妙のセーフティースクイズを決め1点を返しなお,二死二塁。
        8番榎下選手がショートの左を抜き適時打。同点に追いつく。
4回裏(高) 一死満塁の大ピンチに相手9番打者に粘られるが,最後は遊ゴロ併殺に打ち取り,切り抜ける。

5回表(鹿) この回から相手投手が変わり,三者凡退に打ち取られる。
5回裏(高) 相手は1番からの攻撃だったが,1,2番を連続三振。三者凡退に打ち取り,榎下投手の力投が光る。

6回表(鹿) この回先頭の今吉健志選手が左中間にライナーの二塁打。続く内村選手が二遊間を抜いて一三塁。
        新川選手が四球を選び無死満塁とするが,後が続かず無得点。大チャンスを逃す。
6回裏(高) 連打で無死一二塁のピンチを迎えるが,榎下投手,バントを三塁で刺すなど後続を断つ。

7回表(鹿) この回先頭の宿利原選手が四球を選び,バントと進塁打で二死三塁。
        4番鮫島選手がこのチャンスにライナーで左前に運び,ついに勝ち越し点を奪う。
7回裏(高) 二死ながら三塁のピンチに相手3番打者を気迫の投球で変化球空振り三振に切ってとる。

8回表(鹿) 二死後,代打で今吉晃一選手登場。一塁線に二塁打を放つ。
8回裏(高) 二死一塁,相手7番の打球はライナーで右中間へ。しかしライト宿利原選手これを捕球する。

9回表(鹿) 二死から安打が出るが,得点ならず。1点リードで最終回を迎える。
9回裏(高) 先頭打者の打球は遊ゴロ,これを悪送球して無死一塁。次打者に中前安を打たれ無死一二塁。
        このピンチに鹿児島工は下茂投手を送る。
        無死一二塁で打者はバントの構え。捕手から二塁へ牽制。1回目はセーフになるが,2回目でアウトにする。
        一死一塁で1番打者の打球は小飛球で三塁の後ろへ。これをショート和田選手好捕して二死。
        続く2番打者に右前安を打たれて二死ながら一二塁のピンチを迎える。
        そして3番打者の打球はセンターに抜けようかという打球。そして投手の左足に当たって後ろへ転がる。
        これが,ちょうど二塁へ向かう二塁手の正面に転がり,二塁封殺でアウト。試合終了。

鹿児島工が初出場ながら,うれしい初戦突破を決めた。
次の試合は,10日目(8月15日火曜日)第4試合で香川西との対戦になる。      

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